育毛シャンプーの効果が出ない理由は?

1. 育毛シャンプーの性質と頭皮タイプが合っていない

髪の毛が生えるときに欠かせないのが「毛根」と「頭皮」です。
これらは毎日外気に晒されているため、一見強く見えますが、自分の肌と同じくらい弱いものです。自分の肌が弱い人は、頭皮も弱いと思ってください。

肌には色々な種類の肌の人がいます。大まかには、オイリー肌、乾燥肌、混合肌(オイリー・乾燥)の3つに分かれ、それぞれケアの方法は異なります。
頭皮や毛根にも同じことがいえ、やはり頭皮の性質によって使用するシャンプーやケアも使い分ける必要があります。

自分の頭皮が「乾燥タイプ」なのに、洗浄力の強いシャンプーを使って、余計に頭皮を乾燥させてしまったり、「オイリータイプ」なのにアミノ酸系のシャンプーを使って、皮脂の取り残しのために栄養分があまり行き渡らない状態になってしまう等、シャンプーと頭皮タイプが合わない人が多くいます。
さらに、血行促進成分の含まれているシャンプーは刺激が強いものが多いので、頭皮の弱い人には負担が大きく、湿疹やかぶれ等の頭皮トラブルを起こしやすくなり、却って抜け毛やAGAが進行してしまう人もいます。

自分の頭皮のタイプを知るには

シャンプー後、10分したら頭皮を指で擦ってみてください。

  • 脂性タイプ:指に脂がついたらあなたは脂性タイプです。また、半日から一日であまり汗をかいていないにも関わらず、頭皮がギトギトになる方は脂性タイプです。
  • 乾燥タイプ:脂が付かないようならあなたは乾燥タイプです。乾燥タイプは乾燥で頭皮が痒くなったりします。

上記に当てはまらない場合は、あなたの頭皮は正常な皮脂分泌で、健康です。

また、女性がよく使用する、お化粧直し用の「あぶらとり紙」も目安の一つとして役に立ちます。

例)脂性タイプ:10~30分であぶらとり紙に脂がとれます
  正常タイプ:1~2時間であぶらとり紙に脂がとれます
  乾燥タイプ:半日や一日経ってやっと脂がつきます

対策:シャンプーを頭皮タイプに合わせたものに変えるだけで、発毛には関係ありませんが、頭皮の状態は劇的に改善します。
自分では分からない頭皮タイプは、自分の肌タイプを参考にしたり、一回皮膚科にかかると参考になると思います。

2. 洗い方が悪い

洗い方はシャンプーを選ぶのと同じくらい重要です。
洗い方が強いと頭皮や毛根を痛め、余計発毛が難しくなります。
また、洗い方が弱くても皮脂が頭皮にこびりつき、頭皮に栄養を行き渡らせるのを阻害してしまいます。

そのため、洗い方は指の腹側で爪を立てず、泡で洗うよう頭皮を万遍なく洗うようにします。

対策:洗い方がよく分からない時は、髪の毛を挟めるもので頭皮を4等分に分けます。そこで、髪の毛を濡らしてから1/4ずつ洗っていきます。
両手の指をすべて使って交互に縦に動かしてください。それをローラー作戦のように端から行っていきます。

3. 髪の毛を乾かさない

特に男性の場合は、髪の毛が短い方が多いので、ドライヤーでの乾燥を省きがちです。
しかし、頭皮は湿っていると直ぐに雑菌がわき、頭皮トラブルを起こしやすくなってしまいます。
また、頭皮は濡れていると冷えてしまい、血行が悪くなり、毛髪に十分な栄養が回らなくなるため、これも抜け毛やAGAの原因になります。

対策:ドライヤーでしっかり乾かします。ドライヤーを髪の毛から10cm以上離して使うのが髪の毛を痛めないコツです。
また、あまり頭皮が熱くなってしまっても痛める原因になるので、頭皮全体が乾く少し前に低温か送風モードにかえると頭皮が適度に温まった状態のまま乾燥するので良いです。
あまり乾燥させるのも良くないため、髪の毛の状態を見つつ、調節してください。

4. 食生活の問題

CMなどで、「髪の毛は血液から作られる」と聞いたことがありませんか?
実は髪の毛は、血液や血流と密接な関係にあります。
悪い食生活のために血液がドロドロになってしまえば、髪の毛もそれに合わせてやせ細ってしまいます。

対策:「発毛や育毛に効く!」という絶対的な食べ物はありません。
しかし、バランスよく食べていれば育毛や発毛はしっかりとついてきます。
そのため、足りない栄養素がないよう、万遍なく栄養を取れる食事を心がけて下さい。

独身の方は食生活のバランスが難しいと思いますが、緑の食べ物や根菜類(ファイバーが多く含まれる)ものを意識して食べるようにし、足りない栄養素を補ってみてください。

5.体調の問題

最近の研究では、育毛や発毛はストレスや体調にも作用されることが分かってきました。
特に、ストレスは髪の毛に栄養を届ける毛細血管を細め、毛根や髪の毛に多大なるダメージを与えます。

対策:運動ができる人は運動をしたり、時間が取れない人などはストレッチなどをしてできるだけ血流を良くするようにしてみてください。
また、糖尿病や高血圧など、体調不良の人たちは、先にそれらの疾患を安定させることが先決です。
疾患が安定すれば頭皮の状態も安定し、毛根も元気になってきます。

育毛シャンプーを効果的に使用するための3つのコツ

上記のように育毛シャンプーは色々な会社が独自に開発した良い成分が含まれていますが、それらを上手く活用できるかは、私たちの使用方法とコンディションにかかっています。
そのため、少しでも効果的に使えるコツをお教えします。

1.頭皮を丁寧に扱う

肌ケアと同じように、頭皮も丁寧に優しく清潔にしてください。

例えば、指の腹側を使い心地よい程度にマッサージする感じで洗ってみてください。
また、ヘアブラシなど先が丸くなっているもので心地よくマッサージしながら洗うのも良い方法だと思います。

普段から肌ケアなどはしない!という方は、この機会に肌ケアも頭皮ケアと一緒にやってみるのはどうでしょうか?
肌と同じで頭皮も手をかければ簡単に効果が表れてきます。

2.育毛シャンプーを塗り込まない

育毛シャンプーも育毛剤も、液体を直接皮膚に塗ることになります。
皮膚はとても敏感なものなので、少しの刺激でも合わないとトラブルが起きます。

そのため、頭皮は育毛シャンプーを良く泡立ててからその泡で洗うようにしてください。
最初は物足りないかもしれませんが、徐々に頭皮が元気になってくるのが分かると思います。

3.育毛剤と併用して使用する

シャンプーの使用時間は長い人でも5分程度ですが、その短時間で頭皮に効果的に使用するのは難しいです。
そのため、洗髪後の清潔な状態の時に、育毛剤を使用し、確実に薬剤が頭皮に浸透するようにします。

育毛シャンプーは抜け毛やAGAに効果的な成分が含まれている良い製品もありますが、発毛にはあまり効果がありません。
高価な育毛シャンプーを購入するよりも、育毛剤と併用して使用した方が効果は高く、効果が実感しやすいです。

発毛は毛根さえ残っていれば再び生えることは可能です。
そのため、抜け毛やAGAになっても諦めず、上記のような方法を試してみてください。きっと、期待が持てるはずです。

育毛シャンプーを使っても髪は生えない?

最近、様々な会社から育毛シャンプーが発売されています。
どの成分も髪の毛に良く効きそうな気がして、つい色々なシャンプーを買い込んでしまうことってありませんか?
しかし、実は育毛シャンプーを使うだけでは、髪の毛は生えてこないんです!

希望を失ってしまいましたか?でも、ご安心ください。
洗い方や頭皮のケアの仕方を変えれば髪の毛は生えてくる可能性はあるのです。

ここでは、育毛シャンプーをしようしてもなぜ髪の毛が生えてこないのか、その理由を詳しく説明します。

育毛シャンプーの3つの効能

育毛シャンプーには以下の3つの機能があります。

1. 頭皮の汚れを落とす

頭皮の汚れの原因は「皮脂」であり、それが毛根に詰まり、発毛を阻害しています。
育毛シャンプーには頭皮の皮脂を完全に落とすため、以下のような洗浄力の強いアルコール系成分が含まれています。

  • ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液
  • ラウリルヒドロキシスルホベタイン液
  • ラウレス硫酸Na

2.頭皮に栄養を与える

毛髪が生えると、毛は成長します。しかし、毛根に栄養が行き渡らないと、せっかく生えてきた毛が抜けてしまいます。
育毛シャンプーには毛根に栄養を行き渡らせる成分が含まれており、シャンプーをすることによって毛根に栄養を行き渡らせます。

【参考:髪の毛に必要な必須アミノ酸18種類】
シスチン、グルタミン酸、ロイシン、アルギニン、セリン、スレオニン、アルパラギン酸、グリシン、バリン、アラニン、フェニルアラニン、イソロイシン、チロシン、リジン、ヒスチジン、メチオニン、トリプトファン、ヒドロキシプリン

これらは、髪の毛の発育に必要なものであり、「アミノ酸系シャンプー」とよばれています。
洗浄力は強くないのですが、栄養を行き渡らせるには最適の育毛シャンプーです。

3.血行の促進

元気な毛髪を育てるためには「栄養」が大事ですが、栄養を行き渡らせるには、「血行が良い」ことが大切です。
血行が悪いと、頭皮の内部にある無数の毛細血管が栄養分を蓄えた血液を毛根まで行き渡らせることができなくなり、毛根や毛髪を弱らせてしまいます。

育毛シャンプーには血行促進効果のある、以下のような様々な成分が含まれています。

唐辛子、センブリエキス、ショウガエキス、ニンジンエキスなど

では、これだけ良い成分が含まれているのに、なぜ育毛シャンプーだけでは、髪の毛は生えてこないのしょうか?

育毛シャンプーでは髪の毛が生えてこない理由

前者の3つの効能は、発毛に非常に重要なものなのですが、あくまでも「発毛しやすくなるための土台作り」です。

発毛にはさらに

  • 5αリダクターゼ(脱毛を促進させるホルモン)の抑制
  • 毛包(発毛を活性化させる細胞)を成長する時間
  • 発毛に必要な毛髪合成材料(ミネラルやアミノ酸)の確保

上記が絶対条件として必要になります。

これらは育毛シャンプーには含まれない機能のため、育毛シャンプーだけでは発毛は不可能なのです。

上記の3点を育毛剤などで補った上でも、なお「育毛シャンプーの効果が出ない」という場合は、育毛シャンプーの選び方や使い方に問題がある可能性があります。